一緒に仕事をしてみたいと思ってくれた方へ
デザインの仕事に就いて約13年と、歳(1981年生まれ)のわりに経歴は浅い方です。美大やデザイン系の学校を出て体系的に学んでいるわけではなく、基本的にデザインは独学で学びました。
グラフィックデザインとウェブデザイン、両方のバックグラウンドを持っているので、手数の多さや守備範囲の広さみたいなのは強みです。そういった範囲の広さから、様々な領域のスペシャリストとの協業しながら、企画・戦略段階から参加してネーミングやロゴ、パッケージにウェブサイト…と、必要なものをまるっと担当することも多いです。
全ての案件でうまく自分のパフォーマンスを発揮できれば良いのですが、事前に価値観を共有出来てないことでミスマッチが起きてしまうこともあります。ここでは、仕事に関する私の価値観を少しでも知ってもらうことで、今後仕事のお声がけをいただく際のひとつの判断材料にしていただければと思い、書いております。
わたしの強み
- 誰もが判断が出来るようにデザインを言語化します。表面的な状態の説明だけでなく、「なぜこれが良いのか」「そうすることでなぜ有用なのか」といった考えや目的を明示化することが得意です。
- ぼんやり、ふわっとしている要件や課題を整理し解像度を上げ、具体化に向けて計画・推進することができます。
- 情報を自分なりに構造化してインプットしているので、必要な時に即座にアウトプットできます。例えば打ち合わせなどでは、会話から要件を察知し、その場で参考情報を挙げ話を具体化させることが出来ます。
心がけていること
- 「クライアントの要望」をデザインの起点にしないようにしています。「お客様に言われたこと」をそのままなぞったような提案をせず、本質的に考え依頼内容に対して自律的に挑むように心がけています。
- むやみに新しさやオリジナリティを求めないようにしています。世の中のスタンダードや先人がすでに見つけている最適値をプリセットにしたり、デザインの過程で再利用したりすることも大切にします。
- 「なんのために」「誰に」「いつ」「何を」「どのように」伝えるのかといったような前提作りから取り組むように心がけています。
- デザイン上の要求をすべて満たそうとすると形にならないので、トレードオフの関係性において最も大切なことを見極め優先度をつけることで、基本的なデザイン趣旨が齟齬なく伝わるように心がけています。
- 論理的に説明できない「気持ちいい」「かっこいい」といった直感的な感覚や、そういったモノを生み出したいという根源的な欲求を大事にしています。
- 目より先に手が肥えることはないと思っているので、とにかく良いものをたくさん見るようにしています。
- 細部への美しさに妥協はしません。これは実用性やわかりやすさといった機能的な部分とトレードオフになることもないと思っているので、両方を兼ね備えたデザインを実現していきたいと思っています。
コミュニケーションの仕方
- 依頼する側とされる側で一体感を持って取り組みたいので、「任せてもらう」というより「共に創りあげる」という感覚でのコミュニケーションを意識しています
- 「どうしましょう?」と判断を相手に委ねるのではなく、「〇〇だからこうが良いと思います」という提案ベースのスタンスで接します。
- コミュニケーションのハードルを下げたいので、Slackなどのチャットツールを積極的に使用します。同じ理由でチャット上で誰かが発言した際には可能な限りリアクション(スタンプつけるだけでも)するようにしています。
- 相手を敬う気持ちは大事にしつつ、なるべくかしこまらずに接することで「困った時や違うと思った時に言いやすい環境」を作るように心がけています。
苦手なこと